ドクター・スタッフブログ

治療途中で、放置している歯はありませんか?

2022年02月09日

こんにちは。

白石プライム歯科です。

 

北海道や札幌市の新型コロナウイルス感染者は、

1月中旬の感染拡大以降、まだまだ減少する気配がありません。

学校や幼稚園、保育園では休園休校や学級閉鎖が相次ぎ、

外出を控えていらっしゃる方も多いかと思います。

 

どこまでは不要不急なのかをなかなか判断がし辛く、

病院に行かずに体の痛みや違和感を我慢をされている方もいらっしゃるようです。

同じく歯科の受診を控えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

 

私たちは、歯科の受診を不要不急の外出と考えていません。

なぜなら痛みや違和感を放置したり、治療を中断する方がとても危険だからです。

治療を中断することで起こるトラブルのベスト5をお伝えします。

 

 

★第5位 仮歯のままの放置は大変!

仮歯はプラスチック上の樹脂で、長期間の使用には素材的に耐えることができません。

時間が経過すると次第にすり減り、改めて治療を始めたときには追加で歯を削ることになってしまいます。

特に歯の神経をギリギリで保存した場合などは、神経を残せなくなってしまうことがあります。

 

★第4位 被せ物などの型を取ったままの放置は大変!

型を取ったあとでも、歯はお口の中で少しずつ移動することも多く、

できれば時間をあけずに完成品の被せ物を取り付ける方が、精度面では良い結果となります。

期間を開けると、被せ物の適合性がずれてしまうことが多いです。

 

★第3位 自己判断で通院しなくなると大変!

痛くないから行かなくても大丈夫、という自己判断で通院をやめてしまうと大きなリスクがあります。

気付いていないだけでほとんどの患者様が、痛くなる部分以外にお口の問題を抱えています。

 

★第2位 歯周病の治療中の放置は大変!

歯周病は痛みがなく自覚症状が出にくい病気で、状態を改善させるのに時間がかかります。

むし歯をどれだけ治療をして歯の状態を良くしたとしても、

土台である歯茎が悪くでは意味がありません。

 

★第1位 歯の神経を取ったままの放置は大変!

歯の神経を取り除く治療を行った後などの、主に歯の内部の治療を行っているときは、中断すると後のダメージが特に大きくなります。

 

 

治療の中断は怖いですね。

結果的に余計に時間もお金もかかってしまうことになります。

 

中断もし治療を中断されている方がいらっしゃいましたら、すぐに歯科医院を受診しましょう。

またコロナで受診を控えていらっしゃる方は、自己判断で中断をせず、

必ず主治医に相談をし、中断の判断を仰いでくださいね。

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