ドクター・スタッフブログ

朝起きたら頭が痛い!食いしばりと頭痛の関係

2022年03月08日

みなさん、こんにちは。

白石プライム歯科です。

 

2022年もあっという間に3月になりました。

1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」とあっという間に過ぎると言われています。

 

いまは北京パラリンピックが開催されており、

毎日選手の皆さんの活躍を拝見し元気をもらっています。

アルペンスキーのチェアスキーの大回転は、時速100kmを超えるスピードが出ているそうで、

テレビ越しで見ていてもハラハラします。

怪我なく、皆さんが存分に力を発揮できることを祈っています!

 

さて、「朝起きたら頭が痛い」や「肩がこる」、「顎が痛い」などの

症状に悩まされている方はいらっしゃいますか?

もしかしたら、原因は『歯ぎしり』や『食いしばり』かもしれません。

 

では上の歯と下の歯がくっついている時間は、1日のうちどれくらいかご存じですか?

上の歯と下の歯がくっついている時間は、食事をするときやお話をするときぐらいで、

時間にして1日なんと15分~20分程度しかありません。

 

 

歯ぎしりは、ストレスや歯並びの乱れ、噛み合わせの不良が原因と考えられています。

歯ぎしりをすることで、歯がすり減ったり歯肉に負担をかけてしまったり、

歯周病を悪化させたりします。

顎関節症や、エナメル質が削られることによって歯が染みる「象牙質知覚過敏」など

様々な悪影響が起こります。

またお口の中の影響だけではなく、頭痛や肩こりなど全身の体のバランスに影響を及ぼします。

 

歯ぎしりは、なかなか自分自身では気づきません。

朝起きたときに疲れが取れないや、頭が痛い、顎が痛いなど、

何かしら感じた方は、『歯ぎしり』や『食いしばり』を疑ってください。

 

就寝時だけではなく、集中しているときなど無意識に食いしばっていることもあるので、

上の歯と下の歯がくっついているなとご自身で感じたら、要注意です。

 

歯ぎしりに気付いたら、まずは歯科医院に相談してみましょう。

マウスピースをつけることで、顎や歯にかける負担を少なくします。

 

歯や歯肉に負担をかけないためにも、気付いている方は早めの治療をおすすめします。

噛み合わせの調整をするだけでも、よくなる場合もありますし、

体全体のバランスを整え、頭痛などの症状を和らげることもできます。

 

1つの原因が様々な影響を体中に及ぼしますので、気になる方は歯科医院でお尋ねくださいね。

当院でも就寝用マウスピースを作製することができますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

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