みなさん、こんにちは。
白石プライム歯科です。
今週は暑い日が続きそうですね。
これからの季節は、冷たいものを食べたり飲んだりする機会が多くなるかと思います。
急激に胃腸を冷やすと、体の調子を崩すことがあります。
暑いと冷たいものを摂りたくなると思いますが、できるだけ内臓を冷やさないよう、
水分を摂取するときはできるだけ常温のものを摂るようにしましょう。
夏バテしない身体づくりをして、暑い夏を乗り切りましょうね。
さて、今回は『口臭』についてお話したいと思います。

『口臭』は誰もが一度は感じ、気になっているのではないでしょうか。
また自分自身だけではなく、ご家族やお知り合いの方、電車などで近くにいた方など、
誰かの口臭が気になった方もいらっしゃるかと思います。
いつでも身近な人が自分の口臭を指摘してくれたり、また、気軽に相手の口臭を教えてあげることができるならいいですが。
なかなか言いづらい、とてもデリケートな問題ですよね。
そして、自分の口臭は自分で気付きにくいものです。
さて、口臭の原因とは一体何なのでしょう?
どのような種類があるのか簡単にご説明します。
【1】 生理的口臭
起床時、空腹時、緊張時、疲労時などに唾液が減少して起こる口臭です。
誰もが日常生活の中で起こる現象ですので、特に気にしなくてもいいでしょう。
水分補給やうがいをすることで解消されることがほとんどです。
【2】 食べ物による口臭
文字どおりニンニクやお酒などを、食べたり飲んだりすることで起こる口臭です。
胃の中からなくなると自然に消えま、またガムなどで緩和されます。
【3】 舌苔(ぜったい)
新陳代謝により、剥がれ落ちた粘膜細胞や白血球などが舌に付着し、それが細菌に分解されることによって起こる口臭です。
舌ブラシでやさしく舌を磨きましょう。
歯ブラシでゴシゴシすると下を傷つけてしまうので、歯ブラシでは磨かないでくださいね。
【4】 唾液分泌量の減少
加齢、ストレス、不規則な生活、薬の副作用、口呼吸など、お口の中の唾液が減少することで口腔内に細菌が増殖して起こる口臭です。
乾燥を防ぐために水分補給をしたり、唾液を多く分泌させるようによく噛んで食事をしましょう。
唾液の量が少ないと感じている方は、一度歯科医院でに相談するといいです。
【5】 口臭恐怖症
自分の口臭が生理的な範囲であるにもかかわらず、気にしすぎてしまうケースです。
まずは、歯科医院で検査を受けてみましょう。
ご自身が思っているより、口臭がない方がほとんどです。
【6】 歯周病・虫歯
残念ながら大多数の口臭の原因は、『歯周病』と『むし歯』です。
すぐに歯科医院を受診しましょう。

口臭と一言で言っても、原因は様々です。
人それぞれ改善方法が異なりますし、放置すればさらに悪化し、他の症状も出てきてしまいます。
お口のにおいが気になる方は、早めに歯科医院を受診しましょう。
特にむし歯や歯周病が原因の方は、ご自身の歯を守るためにぜひ受診してくださいね。