みなさん、こんにちは。
白石プライム歯科です。
一気に気温が下がり、いよいよ冬がやってきましたね。
来月には雪が降り積もる季節がやってきます。
冬の備えを早めに行い、寒さ対策を万全にしましょうね、
さて、今皆さんはご自身の歯を大切にしていますか?
歯は一度失ってしまうと一生生えてこないもので、これから先何十年と付き合っていくものです。
お食事をするのに歯が大切というのは、みなさんご存じだと思います。
歯の役割はそれだけではなく、コミュニケーションを取るために言葉を発するのにも欠かせないですし、
歯の色や歯並びは、美しい表情には欠かせません。
虫歯になってしまうと、その部分を削ってプラスチックや金属・セラミックなどで補うという治療を行います。
同じ歯で何度も虫歯を繰り返してしまうと、歯の大きさがどんどん小さくなってしまいます。
一本あたり4~5回むし歯を繰り返し削ってしまうと、抜歯になってしまうと言われています。
これを、『リピートレストレーションサイクル』と言います。
虫歯になってしまった歯をしっかり治療していくことも大切ですが、
その後新たな虫歯を作らないために何ができるのか?を知り、
予防をしていくことが今後のお口の健康につながります。

虫歯の原因は
・お口の細菌のバランス
・糖質の摂取
・歯の質
+時間の経過
です。
その他にも歯並びが悪いところがあると、汚れが溜まりやすいポイントになってしまったり
一度治療している歯は何も治療していない歯に比べると、隙間からむし歯ができやすいと言われます。
では虫歯を繰り返さないために、私たちが出来ることは何でしょうか?
【1】食事内容を見直す
むし歯とは、むし歯の原因菌が砂糖をエサにして作り出した酸が歯を溶かすことです。
砂糖を過剰摂取することにより、お口の中が酸性になります。
その状態が長く続くと、お口の中が酸に強い細菌(虫歯の原因菌)が生き残れる環境になり、
虫歯が起こりやすい口腔環境になってしまいます。
甘いものは、やめられないけれど歯磨きを頑張るので大丈夫!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
歯の構造は複雑で歯磨きの毛先が届かない溝のような箇所もあります。
スイーツのような甘い食べ物だけではなく、白米やお野菜にも糖質は含まれているので
完全に糖質を摂取しないというのは現代の私たちの生活では難しいですが、
甘いものを常備・常食しない、だらだら食べをしないということが虫歯予防にはとても大切です。
【2】フッ素配合の歯磨剤を使用する
フッ素には虫歯を予防する効果があります。
フッ素は虫歯の原因菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促し、歯の表面を強化します。
フッ素が配合されている歯磨き粉を選んで使うことを、おすすめします。
歯磨き粉は毎日使うものですので、効果の高いものを使用して頂くと、毎日のセルフケアのレベルアップにもつながります。
【3】正しい歯磨き習慣を身につける
大人の虫歯は、歯と歯の間から進行しやすいと言われています。
歯ブラシは歯と歯の間を磨くことは出来ないので、フロスや歯間ブラシを使用して磨き残しを防ぐことが重要です。
【4】歯科で定期的なケアを受ける
定期的なメンテナンスをする方としない方では、歯を残せる確率は3倍ほど変わると言われています。
定期的なクリーニングを受けることはもちろん、もし虫歯が出来てしまっていた場合でも早期発見につながります。

毎日の習慣の中で出来ることを知り、10年後20年後も楽しくお食事や会話ができるように
ご自身の歯を守っていきましょう!